数々のセキュリティ製品開発実績、
そして技術ノウハウを繋ぎ産み出した

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ファイル無害化とは

対象ファイルに仕組まれた悪意ある領域を
除去し、
安全な状態にすること。
手法は様々存在する。

データの無害化に係る手法の比較
  手 法 安全性 原本
維持
手法の説明/
メリット・デメリット


画像変換 高 い 低 い ファイルやメールの内容を全て画像に変換するので悪意の侵入リスクが小さいが、元データを編集加工できない。
テキスト変換 ファイルやメール内のテキストのみを抽出するので悪意の侵入リスクが小さいが、テキスト以外が多く含まれるファイルの場合、業務上の手間が増える。
危険因子の除去
CDR(Content Disarm & Reconstruction)
ファイルやメールからマクロやスクリプト等危険因子を除去するので、安全に原本に近い状態のファイルを業務利用できる。無害化できるファイル形式が限られる。



ウイルスの検知 アンチウイルスソフトやふるまい検知ソフトでリスクのある挙動を検知する。ゼロデイ脆弱性を狙われたり、仮想環境上での動作を停止されると検知できないリスクがある。
環境の限定 低 い 高 い ファイルを限定条件下でそのまま引き渡す。セキュリティ責任者等の許可を必要とする。オンラインで結ばれていない環境で、外部記憶媒体等を利用する。ファイル自体には何も対策を行わないため、リスクが高い。
出典・引用:月刊自治体ソリューション マイナンバーマガジン 2016年7月号
「マイナンバー情報連携に向けた自治体のセキュリティ対応」特集
ファイル無害化技術「FAS Technology」とは
危険因子の除去
CDR(Content Disarm &
Reconstruction)

画像変換
CYLLENGEの無害化技術
FAS Technologyは、
業務利便性の高いCDRと、
安全性の高い画像変換を
お客様のニーズに合わせて選択できる、
ハイブリッド型のファイル無害化技術です。

CYLLENGEは、これまで数々のセキュリティ製品をリリースしており、2015年1月にリリースした標的型攻撃メール訓練サービスは、2016年5月にCYASと名称変更し、ASPICクラウド・IoTアワード2016 支援業務系グランプリに輝いています。このサービスに活用されている、「ファイル内に情報収集用ビーコンを埋め込むノウハウ」が、後にファイル内から悪意を除去する「ファイル無害化」技術に繋がっています。

弊社のファイル無害化処理ステップ
ファイル偽装チェック
内部構造を元にしてファイル形式を判断し、拡張子とマッチングする事で、ファイル偽装をチェックします。
マクロスクリプト除去
過去多くの悪意を仕組まれてきたマクロ領域は丸ごと削除します。
OLE除去
埋め込みオブジェクト(OLE)は、再帰的に無害化するのではなく、全て除去する事で高い安全性と高速処理を実現します。
内包された画像の無害化
ファイル内に含有される全ての画像に対して無害化処理を行います。
ファイル構造定義外データの除去
本来のファイル構造上の定義から外れているデータ領域を除去する事で悪意を排除します。
ファイルの再構築
最終的に、無害化処理完了したファイルを利用できる状態に戻す為、再構築を行います。
選ばれる4つの理由

高速処理が可能
FAS Technologyでは、マクロスクリプトエリアとOLEエリアに関しては、過去悪用されてきたケースが多いため、エリア内のデータを丸ごと除去します。その為、再帰的にOLEを無害化するよりもはるかに高速な動作を実現しています。
宮崎県庁様

インターネット側とLG-WAN側のユーザ操作画面の色分けが可能で、一目でどちら側のネットワークの端末で操作しているかが判断できるのも大きなポイントですね。
処理スピードとしても申し分ありません。


日本語等2バイト文字でも
高い原本維持性能
CYLLENGEは2003年からファイル及びメールセキュリティ製品を開発販売しており、2バイト言語でのファイル処理を最も得意としています。原本レイアウトはそのままに、文字化けなどは一切起こさず、そのまま業務でファイルをご利用いただけます。
宮崎県庁様

また競合商材と比較する中で、原本保持率が他社製品より優れている点や、ファイル名の文字化けが発生しにくい点、国産であることの安心感から採用させていただきました。


柔軟な設定が可能
FAS Technologyでは、CDRだけでなく、画像変換もお客様のセキュリティニーズに合わせてご利用いただけます。お客様毎に求められるセキュリティニーズや運用パフォーマンスは異なりますので、それらに柔軟に対応できる点も高く評価されています。
富山市役所様

ファイル無害化機能について管理者による細かい制御が可能なことは、希望する運用環境の実現に寄与していると思っています。


国産の無害化エンジン
FAS Technologyは数少ない国産の商用無害化エンジンです。お客様の立場に寄り添い、ご意見を吸収しながら柔軟な対応を行い、密接なサポートができる点。メーカー技術者と直接コミュニケーションを取りながら運用を相談できる点が国産メーカーである当社の特徴です。
富山市役所様

その中でファイル無害化が実現可能な製品としてSmooth Fileか海外製品しかありませんでした。費用や機能を検討した結果として、御社のSmooth File ネットワーク分離モデルを選択致しました。

宮崎県庁様

また競合商材と比較する中で、原本保持率が他社製品より優れている点や、ファイル名の文字化けが発生しにくい点、国産であることの安心感から採用させていただきました。

無害化対象ファイル形式
Microsoft Office ファイル
2003以降 ※1
Excel xlsx、xlsm、xls、xltx、xltm、xlt
Word docx、docm、doc、dotx、dotm、dot
Power Point pptx、pptm、ppt、potx、potm、pot、ppsx、ppsm、pps
JUST Office ファイル
ver 3/4 
Excel xlsx、xlsm、xls
Word docx、docm、doc
Power Point pptx、pptm、ppt
Microsoft Visio 2013以降 vsdx、vsdm、vstx、vstm
文書ファイル ※2 rtf
CSVファイル csv
PDFファイル ※1 pdf
画像ファイル jpg、jpeg、tif、tiff、png、gif、bmp、wdp、ico
DICOM dcm
動画・音声ファイル mp3、mp4、wma、wmv
一太郎ファイル ※5 jtd、jtdc
花子ファイル jhd
DocuWorks ※3 xdw、xbd、xct
AutoCAD dxf、dwg、dwt、dws
JW CAD ※3 jww
SXF CAD ※3 sfc、p21
XML xml
JSON json
圧縮ファイル ※4 zip、cab、lzh、7z、rar、tar、bz2、gz、xz
当社の強み
顧客ニーズを即座に反映する
開発レスポンス
当社無害化技術は、2016年9月のSmooth Fileネットワーク分離モデルのリリースから始まりました。翌月にはメール無害化システムTemp Boxとの連携を実現し、2016年11月、2017年2月と立て続けに無害化アルゴリズムのバージョンアップを実施。2017年9月末にはご要望の多かった一太郎形式のファイル無害化に対応。更には2018年6月に待望のCADデータ無害化対応実現など、顧客からのニーズを柔軟に吸い上げ、レスポンスよく対応をしていく事を信条としています。
安心のサポート体制
当社サポートチームは、自社のサポートエンジニアがお客様と密にやり取りを行い、運用を支援させていただく事を特徴としています。マニュアル通りに返答するだけのサポートデスクでは無く、当社製品仕様を把握した技術者が直接支援しますので、運用上のお困りごとを解決まできちんと支援可能です。
更には毎週サポート受付内容を全て格納しているサポート管理システムを活用し、サポートチーム全体でレビューし、対応漏れや遅れが無いか確認し、適切な対応を行う体制を整えています。
日本全国に多数の導入実績!
大規模運用事例も多数!!
開発レスポンス/サポート体制/国産の安心感/そしてその性能をご評価いただき、お蔭様で当社のファイル無害化テクノロジーFAS Technologyは、日本全国数多くの自治体様や企業様にご導入をいただいております。
全国の主要自治体や地方自治体:
398自治体
全国の教育委員会:
91団体
全国の金融機関:
44機関
全国の組合や団体:
33団体
2022年3月現在
お問い合わせ
0120-40-2610
受付時間 9:00~18:00(土日・祝日・弊社が定めた休業日を除く)
WEBからお問い合わせ
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ネットワーク分離環境下の
ファイル交換と無害化について
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国産無害化エンジンについて
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